特急サンダーバード運休時の移動手段
北陸本線は強風に弱く金沢〜大阪間の遅れや運休が頻発する。
遅れが見込まれる場合はそのまま乗るしかないが、運休となった場合は乗車券はそのままで東京経由を選ぶことができる。
◯変更方法
駅のみどりの窓口で、運休している区間の乗車券を見せて、東京経由に変更して下さいと申し出る。
条件;運休が決まる以前に、北陸本線(運休区間)を利用する乗車券を持っている場合に限る。
メリット;乗車券は変更しない。東京経由になると乗車距離が伸びるが、運休する前に乗る予定であった区間の乗車料金で目的地まで乗車することができる。
例)富山〜大阪
富山〜大阪区間の乗車券はおよそ 6、000円
富山〜東京経由〜大阪の乗車券はおよそ11、000円
この差額5、000円は負担しなくても良い
デメリット1;特急券は乗車区間全て再度購入する必要があり差額を負担しなくてはならない。
例)富山〜大阪
富山〜東京経由〜大阪の特急券はおよそ10、000円
この差額7、000円を追加することで東京経由で目的地まで行くことができる。
デメリット2;やはり時間がかかる。
例)富山〜大阪
富山〜大阪区間の乗車時間はおよそ 4時間
富山〜東京経由〜大阪の乗車時間はおよそ6時間
乗り継ぎ時間にもよるが、1時間半から2時間は最低でも多くかかる。
◯注意事項
乗車券が特別対応となるため、自動改札を通ることができない。必ず有人改札を通らなくてはならない。
富山方面から乗る場合は新幹線が逆方向となるので、金沢駅ではなく富山駅で判断する必要がある。
JRはWEBの更新が遅いので、運行情報は必ず駅員に確認したほうが良い。
◯まとめ
時間もお金もかかるので、運行状況によって判断する必要がある。遅れから運休に変わるタイミングが難しいところだが、120分以上遅れているのであれば、早めに東京経由としたいところだ。サンダーバードは一旦遅れ始めると、どんどん遅延が進み、後半の列車は運休となることが多い。
とはいえ、北陸新幹線ができたおかげで陸の孤島となることが少なくなったのはありがたいことだ。早く大阪まで新幹線が繋がるといいのだが。